小路は、中国罫線の中でも最もポピュラーでよく見られる罫線です。
小路は、最新の出目と「2列手前の出目が同じ落ち方をしているかどうか」(タイは無視されます)について比較した結果を、「正」、「誤」で表します。色は赤青で表されますが、バンカー、プレイヤーとは関係ありません。
以下のような出目表(大路)となった時に、小路がどのようになるのか追って説明します。
小路は2列手前と同じように落ちたかについて比較しますから、例では5ゲーム目⑤バンカーの結果が出てから表示されるようになります。2列手前の出目では、①②と2段落ちになっていますから、今回④に続いて⑤が落ちたため、結果は「正」となります。続く6ゲーム目は、⑥プレイヤーとなり、バンカーは2段落ちまでで止まりました。これは、2列前のバンカーの2段落ちと同じ結果ですから、⑥となった時点で、次の結果も「正」となります。7ゲーム目は、再び⑦バンカーとなりました。これにより、⑥プレイヤーは下に落ちることなく、前回の③と同じく1段落ちだったため、結果は「正」となります。8ゲーム目は、⑧バンカー。これも前回④⑤と同じく落ちたので、結果は「正」となります。ここまでで、「正」が4連続となっています。9ゲーム目は、⑨バンカーとなり、これで3段落ちとなりました。前回は、④⑤の2段落ちまでだったため、結果は「誤」となります。10ゲーム目は、⑩バンカー。4段落ちです。もちろん前回の2段落ちと結果は異なりますが、9ゲーム目が落ち結果が「誤」となった後に、さらに落ち続ける場合には、落ち止むまで結果は「正」とします。つまり、⑬バンカーまで4つ「正」となります。これを「落ちの正」といいます。14ゲーム目は、⑭プレイヤーとなり、バンカーは7段落ちで止まりました。「落ちの正」が出ている時に落ちるのが止まった場合には、結果は「誤」となります。
以後同様です。
以後同様です。
出目表(大路)
小路
小路
このように、常に2列前と同じ落ち方をしているような出目表(大路)の場合には、小路は「正」が連続します。見た目も整然としていて、わかりやすい出目となっています。
この例では、小路が一番下で右側に折れていますが、このように表の一番下までいってしまった場合には、右側に続けて表示されます。
この例では、小路が一番下で右側に折れていますが、このように表の一番下までいってしまった場合には、右側に続けて表示されます。
出目表(大路)
小路
ぱっと見ただけでは、出目表(大路)と小路が同じ出目を表しているとは考えにくい例です。小路では「誤」と「正」が5段ずつ並んでいます。
出目表(大路)によれば、出目の連続性から次のゲームはプレイヤーと読み取れますが、小路によれば「誤」「正」5段ずつ落ちているので、そうなると次のゲームは「誤」、つまり出目はバンカーであるとも読み取れます。
このような状況では、仮に次のベットを出目表(大路)からプレイヤー側にするとしても、ベット額を下げるなどの対応も考えられます。
出目表(大路)によれば、出目の連続性から次のゲームはプレイヤーと読み取れますが、小路によれば「誤」「正」5段ずつ落ちているので、そうなると次のゲームは「誤」、つまり出目はバンカーであるとも読み取れます。
このような状況では、仮に次のベットを出目表(大路)からプレイヤー側にするとしても、ベット額を下げるなどの対応も考えられます。
出目表(大路)
小路